【Inside DMM】納車後も進化中。患者と医療スタッフのことを考え抜いた「エクモカー」にどんな工夫が満載なのか詳しく教えてもらった

取材を担当いたしました!


昨年12月に千葉大学病院に納品されたECMOカー。その納品公開日に、関係者の方達へ取材をさせていただきました。


https://inside.dmm.com/entry/2022/2/1/ecmo-car


千葉大学病院、大島先生のお話しがとても印象的でした:


大島:いろいろなわがままを要望としてしっかりお伝えしてきたつもりです。問題点を解消したいだけでなく、エクモカーやドクターカーをすでに導入している他の施設に伺った課題などもクリアしつつ、これまで気づいたことをどうにかして反映したかったんです。
実は今回のエクモカーは、患者さんを搬送するだけでなく、場面に合わせていろいろな使い方ができるように想定しています。そのために必要なものをリスト化して実現していただきました。
例えば、ドクターカーとして出動したときには開胸や開腹しての手術が可能です。また、災害派遣医療チーム(DMAT/ディーマット)として出動した場合は、現場に長く滞在することもできます。
その上で、エクモカーとしてはより安全に。救急医療の現場ではより迅速に活動できることを目指しています。また災害医療の現場では、医療従事者が安全かつ快適に移動でき、スムーズに現地で医療活動に入れる環境を用意したいとも思っています。

こうした思いを受け止めた、ベルリングの飯野社長の姿勢はこれからが楽しみです


飯野:エクモカーの製作という初めての挑戦で得たものは大きかったと思っています。救急車の製作で培った技術をエクモカーに転用したのですが、結果としては逆に、救急車で使える技術やアイデアをいくつも回収できました。わかりやすい例で言えば、空気の流れをシミュレーションして蓄積できたノウハウは大きかったと思います。
ノウハウを活かすことで、エクモカーだけでなく機能的な救急車の量産化にもいい影響が生まれます。量産といっても大量生産するわけではなく、ストレッチャーのモジュラー式のように、ある程度のベースがあってそれをカスタムすることになるとは思います。ニーズに合う最適なカスタムを行うことが、それぞれの医療現場に貢献することにつながるとも考えています。
今後も挑戦を重ねることでさまざまノウハウを蓄積し、常識を打ち破りながら特殊車両をどんどん進化させていきます。