コンセプトは「大人のための食堂」。音楽と本に囲まれた心地よい空間、自由ヶ丘に「ブルーブックスカフェ」オープン
文・寺町幸枝(Global Press)
10月10日(金)、(株)ブルーノート・ジャパンがプロデュースする「BLUE BOOKS cafe(ブルーブックカフェ)」が自由ヶ丘にオープンした。コンセプトは、毎日でも通いたくなる街の一角にある「大人のための食堂」。また同店では不定期で、DJイベントや様々なジャンルの国内外アーティストによるライブが開催予定だという。
古き良き時代の音楽から、最先端のサウンドに至るまで、音のプロであるブルーノート東京が自由ヶ丘の街に集る大人たちのために選曲した音楽。またブックディレクター、幅 允孝氏が「On Reading(読みふける)」をキーワードにセレクトした、1000冊に及ぶ日々の暮らしに様々なスパイスを与えてくれる良質の本の数々。さらに伝説のレストラン「アディング・ブルー」の元シェフで、フレンチに精通するブルーノート東京グループ シニアシェフ、長澤宜久氏が開発を手がけたボリューム感あるメニューの数々。バーガーやロールキャベツ、串揚げなどの洋食&日本風居酒屋メニューを、ランチ、カフェ、ディナータイムに渡り提供する。
また、ブルーノート東京初の試みとなる、オリジナルクラフトビール「ブルーノート東京ビール」の提供も開始。国内の品評会で金賞を受賞した、国産クラフトビールで世界一の売上を誇る「常陸野ネストビール」の蔵本である、「木内酒造」との共同開発で生まれたこのビール。セッションIPAスタイルを採用し、ホップ由来の柑橘を思わせるフルーティーな香りとモルトの絶妙なバランスから生まれるスムースな味が特徴。アルコール度数は低く抑えつつ、しっかりとしたコクと苦みが味わえる逸品となっている。なお同ビールを含め、店内では常時4種類のクラフトビールを提供予定だという。
10日のオープン初日は、「レコード番長」の威名を持つ、<踊れるジャズ>でシーンを切り開いたDJ界の重鎮、須永辰緒が特別ゲスト。また10月31日(木)のハロウィンナイトは、19時よりDJ/クリエイティブディレクターとして、世界35カ国から招聘された国際派DJ、Kyoto Jazz Massiveの沖野修也氏による「Good Music Parlor」を予定している。その他今後のライブイベントなどの情報は、常時オフィシャルサイト内で告知予定。
ぷらっと一人でも、また仲間と足を運んでも心地よい空間。音楽や活字に刺激を受けつつ、楽しく美味しい食を味わことができる、「大人が通いたくなる自由ヶ丘の食堂」として、ぜひ注目したい。
東京都目黒区自由が丘2-9-15 ユレカビルB1F TEL .03-6825-8686 営業時間:11:30~23:00 ※不定休 ランチ:1000円~、ディナー:3000円~
<GQ Japan online用記事 2014年10月掲載> http://gqjapan.jp/life/restaurant-bar/20141014/blue_books_cafe