ですから、会社の現状、自分が置かれた現状と目標の間にどれくらいギャップがあるのか、そしてそれを埋めるためにどうすればいいのかをできるだけ正確に知ろうとしたとき、数学的なマーケティングという手法を用いることには必然性があったのでしょう。数学的な確からしさをもって予測したいという考えがなければ、このような手法が必要だとは思い至りませんからね。 要するに、生き残るための必然性から辿り着いた方法論が書かれている。そこが本書のすごいところだと思いました。ただ、厳密な数学に基づいていますが、アカデミックな本ではまったくありません。あくまでマーケティングの本ですね。
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まだこの本を読んではいないが、急に興味が湧いた。数字によって客観的に見えるものは多い。なにごとも羅列するだけでも見える情報は偉大だ。