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執筆者の写真funtrap

Article of the Day!

名刺アプリ「eight(エイト)」をご存知だろうか?しばらく前から使い始め、頻度はほどほどだがそれなりに利用しているこのアプリ。最近メルマガが送られてくるようになった。

毎回スルーしていたメールだったが今日は突然タイトルに惹かれて読むことにした。

非常に良記事で、シェアしたい。

弱いつながりの強さ:早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄が解説する、世界標準の人脈術

この記事の中で特に注目したい箇所は:

ネットワーク理論の基本は「弱いつながりの強さ」

いま経営学で最も引用されているネットワーク理論は、スタンフォード大学の社会学者でありながら、ノーベル経済学賞受賞の呼び声が高いほど、ビジネス研究の世界に多大な影響を与えている人物、マーク・グラノベッターが1973年に論文で発表した「弱い紐帯の強さ(The strength of weak ties)」である。

入山は、その理論について解説したHBRの連載(第27回)で、「学術的に確立された絶対的な定義・基準があるわけではない」とした上で、一般に「強いつながり」とは、接触回数が多い、一緒にいる時間が長い、情報交換の頻度が多い、心理的に近い、血縁関係にある、といったような関係を指し、その逆が「弱いつながり」にあたると記している。

つながりの強いネットワークでは、いろんな人から同じ情報を得ることになり、情報流通の無駄が多い。逆につながりが弱ければ、多様な情報を効率良く入手できるという。

「弱いつながりをたくさん持っている人は、普通は手に入らない情報をたくさん入手できます。イノベーションは既存知と既存知の組み合わせで起こるため、弱いつながりを多く持っている人の方が基本的にイノベーティブなんです。これも、世界の経営学研究では多くの研究者が同意するところです」

かくいう私も、これまでのビジネスライフの中で、多くの「緩いつながりを持った人」たちの力を借りてきた。そしてまた私自身、自分を頼りにしてくる人には、例え1度しか会ったことのない人でも手を貸してしまうタイプだ。

イノベーションを起こすには、既存の型に捉われてはならない。それをブレイクスルーするには、自分の「居心地のいい場所」を飛び出す覚悟と、違うものを受け入れる目と耳を持てること。

多くの日本的企業が今直面しているこの問題の解決の一途この名刺アプリがになるかどうかはわからないが、もっと多くの人が、様々な意見や考えに耳を傾ける時代が早くやってこないかな、と思う今日この頃だ。


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