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【Talent Book】Story “熱狂”している人たちとともに、これからの新しいもの、新しい価値を生み出したい




NEWONE創業時から組織を率いてきた権 海螢(ごん へいよん)。2023年4月現在は役員としてNEWONEの新規事業に関わる一方で、コロナ禍に独立し、NEWONEのグループ会社を起業した経験を持っています。「一緒に熱狂できる人と働きたい」と話す権に、今NEWONEが求める人材像を聞きました。


NEWONEで新しい価値の創造を

──NEWONEにはどういった経緯で参画したんでしょうか?

NEWONEが関連会社のシェイクからスピンオフするタイミングで移籍しました。NEWONEでやっていくことを決めた理由は、「新しいことや新しい価値を生み出したい」と常々思っていたからです。 NEWONEでは新規サービスの開発に関わっており、3年前からシニア向けの企業研修プログラムを構築しています。人生100年ゲームと題したカードゲームは、50歳から80歳までを疑似体験できる研修プログラムです。

現在私が携わっているシニア向けキャリア開発研修「Corekara」は、50歳からのキャリアについてゲームを通して自律的に形成してもらう人材育成研修の1つで、自律的なキャリアを考えてもらうことを目的としています。

問い続ける「人材育成」の価値

──「人材育成」という仕事はどんなものでしょうか?

人を育成するってすごく大それたことだと思いませんか?人は育てるものではなく、育つものだと思うんです。

アドラー心理学を著したことわざに「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」というのがありますが、人材育成はそれと同じだと思うんです。外の人間が研修やセミナーをやっただけで、本当に魔法のように一瞬で組織が変わるものではないと思うんですよ。

でもNEWONEのような人材育成を専門にする企業があるからこそ、組織にとって必要な人が自ら育つ環境を用意し、整え、一緒に作りあげることはできると思っています。

──人材育成に関わる難しさってどんなところにありますか?

人材育成を目的とした研修やサービスを提供した相手が、1年後、2年後に成長したかどうかは、自分たちが行った研修やサービスによってもたらされたかどうか、ということはあるようでないし、ないようである。なかなか具体的に数値化したり、実感したりすることができない難しさがあるのがこの業界です。

新卒で入った人は、自分たちのやっている仕事の価値に悩んで、やっていることが相手に響いているかがわからずに悶々として、離職していく人が多いのも現実なんです。理由の1つに、自分たちの仕事が「人材育成だ」という過度の期待を背負ってしまっているせいかもしれません。

ですがNEWONEは、人材に関わるサービスを提供しているので、社員もそれをお客様に提供する以上、ずっとこの人材育成に関する価値や、そのあり方を自分たちに問い続けなければいけないと思います。

チーム愛深く、やりたいことをかなえる

──NEWONEで働く魅力はなんですか? まずはとにかく「働きやすい」ことですね。就業環境や人間関係含めて、とても働きやすいと思います。これはこれまで採用を担ってきた担当者の頑張りだと思うのですが、人として「いい人」がたくさんいます。志が高く、心がきれいな人が本当に多いです。

またNEWONEは、すごくチャンスがある会社だと思います。「本気で何か覚悟を持って行動をしたい」という人を受け入れる土壌があると思います。

──今NEWONEの中で一番必要だと思うことはなんでしょうか? NEWONE社内のチームを素晴らしいものにすることですね。たしかにNEWONEは、いろいろな働き方を望む人を採用し、オープンでフレキシブルな企業であります。しかし私自身はそのこと以上に、高いチーム力を持つ企業であるべきだと思っています。

チーム作りでまず一番大切にしていることは「愛情」です。100%チームのために愛情を注げるか。そんな風に仕事仲間について考えています。

そしてもう一つが「言動一致」あるいは「首尾一貫」であるということ。どんなに仕事ができる人でも、「うそ」と「ごまかし」をする人は、逃げているのと一緒です。こうした考え方の前提がパフォーマンスに連動してくると思っています。

求めるのはNEWONEな人

──どんな人材が今NEWONEには必要だと思っていますか?

台風の目のような存在感ある人が欲しいと思っている一方で、実際は採用プロセスの中で、なかなか拾い上げるのは難しい(笑)。NEWONEという会社が、他の企業からスピンオフして創業した背景もあり、スタートアップではあるものの、すでに文化もしくみもでき上がっている会社です。そんな側面を鑑みて、やはり「NEWONEである人=新しいことや新しい価値を持っている人」だと思っています。 NEWONEのクレド(企業全体の従業員が心がける信条や行動指針)には、「No Try, No NEW ONE」があります。働くことと向き合い、そこから新しいサービスを生み続ける、そんな想いが掲げられていますが、権さんはまさにそのスピリットを背負う人の1人です。

起業家としての側面も持つ権さんですが、NEWONEの役員として、熱狂できる仲間とともに、新しいプロジェクトに挑む気概は今も健在です。

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